春の嵐
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【 本文 】
● 昼の三時近く。社内に流れるアナウンス。異例のことです。

《 夕方には強風・雨の恐れがありますので、上司と相談し、早めに帰宅しましょう 》

そうか、朝天気予報で言っていたっけ?でも天気が悪いだけで、訳にはいかないなぁ~。とは言うものの。夕方6時過ぎには帰宅することになりました。一番天気が悪い状態(とき)。…うむ。今日もまた何か起きる。

この手のシチュエーションでは必ず何かのトラブルに巻き込まれる私。少し前の大雪の時は舎人ライナーが大混乱。
普段は無人運転の列車、突然運転手が現れて、運転を始めたのには驚きました。丁度一番前の運転席(普段は2人用のベンチシート)の横にいた私。符号で交わさせるセンターと運転手のやり取りに耳を済ませていたものです。車両には、ささら(簓)がついているらしい。

さて、果たして今日は何が起きるのでしょう?

● 京王線は電車が出発したばかり。でもすぐに次がきて、乗ってみたら驚き。車両の中には私ともうひとり、学生らしき人だけ。異様に床が濡れているのが不気味。下りに比べると天国だなぁ。

府中で急行に乗り換え。さすがに満員でしたが、私の前のおばあちゃん。歳の割りにSH-04A(私の使っていたのと同じ色)を操ってます。ほほうと思っていたら、次の駅で降りて、私は座ることができました。

● 新宿駅で乗り換え。山手線も普段より込んでいないような。昨日の人身事故に比べるとスムーズにダイヤが運行しています。常磐線は止まっているのか…。と思っていたら、また座れたぞ!?なんて運のいい。
何事もなく日暮里駅に。こちらはちょっと騒がしい。駅員さんがマイクで大声を上げています。

《 ただいま運行しているのは、山手線だけです!! 》
《 え~!舎人ライナーも!? 》

さてトラブルだ~と思っていたら、ライナーは無事運行。なんだ、常磐線と京浜東北線と京成線だけか。

● 駅を降りて家路へ。こういう時は却って危ない。看板が飛んできて、頭を直撃するとか突風で買ったばかりの傘が壊れたり。





家に着いてしまいました。まだ8時過ぎだ。普段の通勤の方がもう少し波乱万丈。こんな楽でいいのか。
テレビのニュース、現実の自分との乖離。たまにはこんな日もないとなぁ。何も起こらないので驚いたというお話でした。

ちゃん、ちゃん。
(^。^)

 
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